風水コラム 第13話開運体質に変わるためには?「仕事は楽しいもの。遊びは身銭を切らなきゃいけないけれど、仕事は人生の修行ができて、面白くて、お金も稼げる。これが楽しくなくて何が楽しい?」。運の強い人は、このような考え方をします。世の中にはツイている人ツイていない人がいます。なぜそうなるのでしょうか。物の考え方、見方が大きく違うためです。同じような言葉でも、聞く人が好感を持つ場合があれば、不快感を持つ場合もあります。例えば「仕事は大変なこともあるけれど、楽しい」と「仕事は楽しいけれど、大変だ」のように、終わりを前向きにするかしないかで、受け取る側の印象も自分の心の中もまったく違ってきます。運や「気」は目には見えませんが、一種の生命波動を生じています。 いい波動を出す人には、自分にとって都合の良い現象が起こるようになるのです。何をやってもうまくいく人は、どんな状態に置かれても、それをプラスに考えていきます。「この現象は何かを意味している、それは自分にいいことが起こる前兆のようなものだ」。そうすると、困ったことは起こらないようになるのです。偶然から目をそらさず、意味のある出来事だと自覚することが大切です。 人間関係でも、人の嫌な点にばかり目を向けていると、本当に嫌いになります。人の美徳に目を向けて欠点からは目を背けると、あなたを取り巻く人は大きく変わるでしょう。つまり、人生がうまくいっていないときは、あなた自身の心に100パーセント原因があるのです。重くよどんだ心では、人生は絶対にいい方向へはいきません。船を軽くすれば軽々と進み、大海に出ることになります。 最後に孔子の言葉を紹介します。「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。行動すれば理解する」。それが「開運」と呼ばれるものです。 第12話 人は失ったときに気付く 第14話 上善若水(じょうぜんじゃくすい) |