?
★はじめに・・・
運というものが本当にあるのだろうか?答えはあると私は答えます。
これは、いつの時代になろうと決して切っても切り離せないものだと考えます。 自らの運を知るのと知らないのでは、自分の人生にとって大きな差が生じます。
人生の中でいろいろな格差が起こるのも、その人の心の「念」に前向きな考えがあれば自ずと行動に表れ、その積み重ねが精神的・物質的な豊かさになっていくのだと考えます。これは、その人の性格にもよります。
昔から十人十色といいますように、この世のあらゆるものは人間にかかわらず、多種多様であります。 では、その性格や考え方がどのようにして形成されるのかが問題となります。そのカギを解くのが風水であり易学であります。 何千年もの時を経て研究され、現在でも生き続けるこの教えこそ我々の人生の於ける羅針盤のようなものです。良き風水に恵まれれば、心の中に陽の気が生まれ精神的にも、ゆとりが生まれることになります。このゆとりこそが運を呼び込む最大の秘訣になると言ってもいいでしょう。 「生気はいかなる邪気も寄せ付けず」という考えが風水ではあります。大地の気・家や建物の気をいかに旺盛にするかにより、そこに暮らす我々人間や生き物の気に、大きな関わりがあることになります。 自然破壊により自然の気が乱されれば、良い気が減少するのも無理がありません。 いつの時代になっても、世界中のどこかで何ら意味の無い戦争や犯罪・窃盗・争い事・・・風水という自然的環境学の破壊こそが、人の精神に邪気を宿らせることになりかねないのです。
景気がいい悪いという言葉も、「気」の文字が使われます。裏返せば気がいいか悪いかということになります。気が悪いから景気が悪いと考えれば、良い方向にもって行く答えは見えてくること繋がります。「元気・病気」、「陽気・陰気」、「気がある気がない」・・・と言うように、物事には必ず相対するものがあります。これを易では、陰陽説といいます。
男と女、昼と夜、月と太陽、山と川などもそうです。この陰陽のバランスが崩れれば気が乱れることになります。その反動が人の気持ちに影響されるのではないかと考えます。
風水は元来、都市国家の繁栄のために使用され、皇帝のみが知る秘術でした。 時代は移り変わり現在では、当時国家機密であった秘密文書は民主化により開放され、一般の人々にも原本を解き明かされるようになりました。日本に伝わる気学(家相学など)は、当時僧侶や遣唐使により中国より伝承されてきたもので、肝心な本筋の所は封印され見ることもできませんでした。そのため間違った考えや俗説が、普及され現在でもその考え残っていることが残念といえます。正しい考えや教えを伝承し、世のために貢献することが我々易にたずさわるものの使命だと、私は考えます。
古代の人達に尊敬と崇拝する気持ちを永遠に持ち続け、一人でも多くの人に本来の風水学を、理解されることを強く思います。
皆様の人生がより良いものになりますよう切に願っております。
|