ビジネス風水
「儲からないビジネスはビジネスでない」あの経営の神様、松下幸之助の言葉です。
松下幸之助は、日本ではじめて高野山に会社墓を建立したことでも知られています。お墓は陰宅風水といい、木に例えるなら「根」にあたります。強い根があれば幹は育ち、実が実ることになります。事業を成功させるには、良き風水に恵まれることです。 風水の盛んな香港、台湾、シンガポールでは当たり前のように風水をビジネスに活用しています。香港の上海銀行と中国銀行は風水戦争と呼ばれるくらい有名な話です。それぐらい、風水はビジネスでは切っても切れない関係なのです。 日本ではまだまだと感じますが、その兆候も少しずつ出てきています。これは、風水が世の中から注目されているのも要因の一つと言えるでしょう。 では、どのように風水を取り入れればいいのか?社員のストレスを軽減しやる気を出させ、利益を上げ社会的にも認められるには?答えは「いい場」を形成することです。いい場は眠っている潜在意識を目覚めさせビジネス脳をつくることができるのです。 社長の机は「生気方位」にする!
経営のトップであるべき人は、方位の力を借りることです。方位には生気・天医・延年・伏位・絶命・五鬼・六殺・禍害という8つの方位があります。これらを「本命卦」といいます。経営者は必ず生気方位に机を向けます。
生気方位は、活力がつき先見性・企画力・決断力・統率力がつきます。この方位を使用することで、旺盛な気を呼ぶことができるのです。机の向きを変えることで、気との波長が合うことになります。これは、テレビのアンテナを合わすことによく似ています。 電波が飛んでくる方位にアンテナの向きを合わすことで画像が鮮明に映し出されます。また、机は威厳が保てるような威風堂々したものを使用します。一般社員と、同じでは役職に負けます。机の上に物を置きすぎると決断力が弱くなります。 電話などは、本命卦からみた四吉方位に置くことで、いい情報が入るようになります。机の背後は、ドアや窓を背にしないことです。ドアを背にすることで、神経が緊張状態となり、不安を生じるようになります。窓を背にすると、温度差が生じ背中が冷えるようになります。 どうしても窓を背にする場合は、衝立などを置くようにします。いい椅子や机は、生気を呼び込み社運を上げることに繋がっていきます。 潰れる会社・店舗
業績不振により、赤字決済となり倒産に追い込まれる会社は、必ずといっていいほど風水が悪いのです。社屋・立地・配置・社名・ロゴマーク・・・全てが自然法則を無視し、気の流れに逆らっています。
逆に業績のいい会社を、よい風水環境に恵まれているのも不思議な現象といえます。 潰れる会社の特徴 ● やたら室内や廊下に物が多い。 ● 窓やトイレが不浄になっている。 ● オフィスの動線やレイアウトが悪い。 ● 形殺の場所に建っている。(カーブの外側、高圧電線や鉄塔がある、ガソリンスタンドの横・・・) ● 建物の色が暗く、クラークが入っている。 ● 西陽が射し込む。 ● 観葉植物や花・絵など生気のあるものがない。 ● 経営者の机が四凶方に向いている。 ● 社名に凶画数を使用している。 ● ロゴマークの色・デザインがよくない。 ● 名刺の中央(太極)が空白になっている。 ・・・他 商業風水
風水を取り入れた店舗は、室内に気の流れをつくり、働く人々のやる気を起こさせ、来客者に心地いい空間を提供することができます。色彩・形・デザイン・動線・・・にいたるまで五感がより良い刺激を受け、心を動かすことができ、商運を上昇させることができるのです。
一般の設計士に、「金運を上げる店をつくってくれ!」といっても無理があります。ただ単に自分の好みを設計するため、「気の流れがどうのこうの・・・」など全く無視しています。 風水を活用し応用することは、商売の成功回路を場につくりこむができるのです。「また、この店に来たい」という心の欲求を目覚めさすことが、本当の商売繁盛となるのです。 風水オフィス
商運脳を形成する場のつくり方〜
職場を快適な空間をつくりだすことで、働く人々のストレスをなくし意欲をもたせ、利益を生み出す空間をつくることが、風水オフィスの役割となります。 気道をつくり、旺盛な気を呼び込むことが大切といえます。デザイン性に富み、心が感じる場こそが、本来オフィスの在り方ではないでしょうか? いいオフィスの条件 ● デザイン性に富み、心が刺激される。 ● 間取り・動線が機能的である。 ● 威風堂々の形である。 ● 物が少なく整理整頓がされている。 ● 清潔感があるトイレ。 ● 色彩が豊かである。 ● 床や壁に動きがある。 ● 五行の相性がいい。 ● 音楽が流れいい香りがする。 ● 吉相地に建っている。 ・・・他 ビジネス交渉は吉日に行う!
人を説得し納得させる手法をご紹介しましょう。
風水では、運のある時に交渉事をすると、物事がうまく進むようになります。この時に日の良い時が大切となります。吉日を選択する方法を「撰日法(たくじつほう)」といいます。
撰日法を活用することで、ビジネス運を上昇させることができます。あなたが、相手の気持ちを動かしたいなら、運のある時を選ぶことです。 誰でもできる簡単な撰日法は、まず月の満ち欠けを応用することです。新月から満月になる時は陽の気が高まります。これを「白月」と呼びます。特に満月の4日前は、月から来る陽のエネルギーが最も高い日といえます。この日に、ビジネスの商談をもつことで、よい結果をもたらすことができるのです。 反対に月が欠けてき時期を「黒月」と呼び、ツキがないといえます。どんなに、話をしても、「今一つ相手がのってこない」、「逃げられてしまう」とい経験は誰でもあることでしょう。以外に月のかけている時期に当てはまることが多いのです。 逆に別れ話しなど嫌な人と別れたい場合は、この時期が有効となります。月は「ツキ」となりますので、上昇運に乗るなら月を見方にすることが大切といえるでしょう! 人を説得するには?
交渉ごとをする時、風水では座る位置・向き・場所がビジネスを成功させるために、密接な関係があります。
まず初めて会う人と待ち合わせをする時、いい場所にすることです。流行っていない喫茶店などは論外となり、自分の家や相手の家は止めた方がいいといえます。一流ホテルなど、リッチな気分になるような場所を選択することで、いい商談ができ、相手を納得させることができます。 また、会社で行う場合、自分の会社に呼ぶことです。相手の会社では、自分の立場が弱くなります。プロ野球でも、ビジターよりホームの方が、勝率が高いのです。 また、座る位置はドアを背にしないこと。相手の正面は避け、相手が自分からみて右前方になる位置に座ります。向きは、本命卦からみた生年月日から割り出した吉方位に必ずすることです。または、共通できる方位として、西向きも有効的です。これは地球の自転を応用した方位の取り方です。 テーブルは、円形や楕円形など丸い形で高さがあるものを使用すると、契約など話しをまとめるのに役立ちます。 また、室内に音楽を流すことで気が動くようになります。特にテンポ数が58または、116の音楽を流します。クラシックに多いテンポとなります。場や方位の力を活用することで、相手の気持ちが動くようになりますので、是非、実践されてみては? |