
方位は「動」 風水は「静」
氣には大きく分類すると二つ要素があり、動の氣と静の氣があります。
動の氣は奇門遁甲などの方位術となり、静の気が室内を調整する風水です。
この動と静の2種類の氣が陰と陽になって結合し、運を発生させる元になります。
いわゆるコインの裏表のようなものです。どちらか一方が欠けていれば、充分な運が生まれにくくなります。運を高めるには運をつくり出している構成要素を知り、片方ずつでも行動することで、自然と良い方向へと人生の流れが変わっていきます。
奇門遁甲とは?
奇門遁甲(きもんとんこう)とは、三国志で有名な 諸葛孔明が兵法として使用した方位術となります。諸葛孔明はこの術を使用し百戦百勝したと言われています。奇門遁甲は「自らの不足している生命運エネルギーを、自然・大気から吸収し、自らの生命エネルギーに転換する」という 能動的 開運方法のことです。転換され蓄積されたエネルギーは、その個人に吉の作用として働き、命運を軌道修正し、飛躍向上させる力があります。
実際に吉方位に出かけ、その土地の氣を受けることで、心の内面が変わることに氣づき起こる現象が変わることが体感でます。俗に言う「ツイてる」状態です。仕事や人間関係、金銭、健康など、私たちが生活をしていく中で様々な悩みや問題が生じます。不安定な心だからこそ、それを修正して活力のある日々を生きていかなければなりません。
奇門遁甲を行うということは、心の邪念や迷いを取り除くことであり、生きていくための夢や希望、そして活力、そして運を招き育てることにつながります。
方位術の最大のメリットは、「吉日×時間×距離=運」となり、良い運を発生させることができます。運は動より生じるため、これは実際にやってみないと体感ができません、是非、行動に移してください。
奇門遁甲はあなたの人生に大きな力を与えてくれることになるでしょう。

吉時間に出発する
良い氣を受けるには、良い時間に出かけるようにします。
毎日の方位表には出発時間はわかるようになっています。例えば午前9〜午前11時であれば、この時間帯に家を出るということです。目的地に着く時間ではありませんので、間違わないようにしてください。
行った場所には最低4時間は滞在する
せっかく良い気を受けに行っていますので、目的応じた行動をするようにします。
金運ならリッチなホテルのロビーなどで、お茶を飲みながら経済に関係する本を読んだり、ビジネスであれば交渉事などに活用します。基本はその土地で有意義な時間を過ごすことです。できれば「日常の生活圏から抜け出す場所」の方が良いでしょう。パワースポットと呼ばれる所や、神社仏閣で参拝、綺麗な景色を見て瞑想する、オシャレな店でお茶を飲む、温泉に入ってエステやマッサージをするのも良いでしょう。
また、現地ではなるべく歩くようにし、その土地の食べ物や水を体内に摂取することも効果的です。
時間に余裕がある方は泊まってくることをお勧めします。
最低40キロ以上の距離に行きます
距離は遠ければ遠いほど効果があります。
時間の関係であまり遠くへ出かけられない場合は、最低でも40キロは離れてください。
時間にゆとりがなく遠くへ出掛けられない場合は、10キロ程度の短い距離でも積み上げいくことをお勧めします。
方位を間違いないようにします
せっかく行ったのに方位が違っていたら意味がありません。
必ず地図で確認してから向かうようにします。
東西南北は30度、それ以外は60度で取ってください。各方位の境目は避けるようにします。
ホームページ「あちこち方位」を使うと便利です【http://h200.com/houi/】
途中で違う場所に行った場合
吉方位に行く場合、道路や交通機関、またはどこかに立ち寄りたい場合もあります。
たとえば一度南に移動して目的地に行っても目的地が吉方位であれば問題ありません。ただ目的地以外では出来るだけ1時間以上は滞在しないようにします。
効果は帰ってきたときから表れます
日盤の吉方の効力は個人差がありますが、4〜5日くらいで良い変化が起こるようになります。
7日〜14日後くらいから更に強くなり様々な良い現象が表れます。30日位を過ぎてから徐々に弱まり、60日を過ぎた頃には完全に消えてしまいます。そのため毎月方位取りを行うことで、運が持続でき開運状態を維持することができます。
*個人差は天運や住居の風水の良し悪し等が関わります。
九星気学と鬼門遁甲の違い
日本では九星気学という方位学が普及しています。ここでは九星気学と奇門遁甲との違いを簡単に比較します。
|
奇門遁甲 |
九星気学 |
用いる盤 |
天盤・地盤・九星 八門・九宮・八神
 |
九星 (奇門遁甲の九宮)
 |
吉方位 |
目的により吉方位が異なる |
吉方位は何運でも共通 |
個人差 |
万人共通なので、グループ行動が可能 |
個人の九星により吉方位が異なる |

風水住宅、風水ガーデンの設計施工、プロデュースは風水堂まで
|