風水コラム 第32話良い土地、悪い土地土地には大きく分けて、生気がある土地と、気が淀む土地があります。ある工場で材料も技術も同じ条件なのに、場所によって製品の出来に著しい差があることがわかりました。ある場所で作る製品はいつも優秀なのに、ある場所で作るものはいつも不ぞろいで、不良品も多く出るのです。不思議に思っていた工場長が、ある日ふと気付いたのは、優良品ができる場所の周辺は樹木が青々と茂っているのに、不良品が多く出る場所の周辺は木々が枯れ、曲がっていることでした。「相」という字は”木”に”目”と書きます。木を見て吉凶を判断するという考えがあり、勢いよく真っ直ぐに伸びている木々のある場所は、生気に満ちた良い土地といえます。反対に、緑に鮮やかさがなく、木の枝や幹が枯れて曲がっている土地は、良い気に満たされていないことになります。これは土地が持つエネルギーに関係があり、化学的にも良い土地は電流値が多く、悪い土地は電流値が乱れることが、「大地電流の測定」によって実証されています。古来より、良い土地をイヤシロチ(癒される土地)、悪い土地をケガレチ(気が枯れる地)と呼びます。イヤシロチに住まう人には健康で豊かに暮らせる人が多く、家の傷みも少ないのです。そして、事故の多発する魔の交差点や踏み切り、何をやっても潰れてしまう店などは、例外なくケガレチにあります。もし、家や店がケガレチに建っていれば、精神、肉体、経済の病にかかる率が高く、落ち着かない、イライラする。ストレスがたまる。体が重いなどの症状が出ることも多くあります。 本来、風水が乱れている場は、人が豊かに暮らすことができない場となります。ケガレチは方位磁石の北にぶれがあり、イヤシロチは北が安定します。これは地場による影響です。自宅がケガレチに当たっていれば、イヤシロチにする必要があります。意外に簡単な方法で自宅をイヤシロチにすることができますので、ぜひ実践したいものです。 第31話 地形・地勢が健康、財運を決める! 第33話 場と意識が合体したとき、願望がかなえられる |