風水コラム 第26話


命日を忘れられた先祖の気持ち

人は亡くなり御霊となり、四十九日を過ぎると三途の川を渡って、浄土に行くとされます。川を渡るときに白い着物に着替えるのは、着物に色をつけるためであり、生前に善徳を積んだ人は紫色に、行いのよくなかった罪深い人は赤黒い色に染まり、川を渡り切ったところで格にあった世界へ振り分けられるとされます。階級の低いところが、俗にいう「地獄」と呼ばれる場所です。

もし、先祖が地獄界に行ってしまったら、子孫に及ぼす影響は「負」のものが多くなります。「仕事がうまくいかない」「働いてもお金に縁が薄い」「家族がバラバラになる」「色情におぼれる」「いつも病気がちである」などといった現象が起こることになります。なぜそうなるのでしょうか。それは先祖からの信号といえます。地獄で苦しんでいる先祖は、遺族に助けを求めてきます。

亡き人の声を「無き声」といい、それに心で気付いてほしいのです。霊界にいる先祖を救う最大の方法は、正しい供養をすることであり、人として徳性のある生き方をし、1度きりの人生は修行の場であることを認識することです。

仏壇のお供えに乾燥したそうめんを置いても、先祖は喜んでくれません。仏壇は、いただき物を置く場所ではないのです。食べられるように出すのが正しい礼です。また、四十九日の期間を「中陰」と呼び、遺族は喪に服すことになりますが、これを過ぎると、お墓に納骨します。悲しいからといって、お骨をいつまでも家に置いてはいけません。お墓がない場合でも、お寺に預かってもらうようにします。お墓がないのに家を新築したり、祥月命日に誰も気付かないようでは、亡くなった人は浮かばれません。今一度、ご先祖のことを考えてみてはいかかでしょうか。

運の存在を信じ、活用することで人生は好転します。その中でも最も重要であり絶大なパワーがあるのが「先祖供養」といえます。木を支えているのは根であり、根が腐ると幹や枝は枯れてしまうことになります。この根の部分にあたるのがお墓のことです。風水では死者を祭る墓のことを「隠宅風水」といい、家などの建物を「陽宅風水」といいます。お墓が凶相であれば、家運や子孫に影響されます。反対に隠宅の風水力を上昇することで、ご先祖が喜び目に見えない力の恩恵を受けることができます。不幸続きの家や努力しても結果が伴わない人の多くは、先祖供養を疎かにしています。
家運が安定している家は、先祖供養を正しく行っています。先祖を祭祀する正しい規則があり、このことを行うことで開運の門が開くことになります。


第25話 「水」を極めたとき、開運脳にスイッチが入る
第27話 今、なぜ風水建築が注目されるのか?

 
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